名古屋市緑区の現場にて、耐震構法SE構法 基礎工事 その2
2017.03.21
スタッフブログ
こんばんは!!
工務部の馬庭大輔です。
本日は、前回の続きで基礎工事のことを書いていきます。
大まかな流れとして
掘削→整地→丁張り→捨てコン打設→鉄筋組み→ベース型枠組み
→ベース打設→型枠バラシ→立ち上がり型枠組み→立ち上がり打設
立ち上がり型枠バラシ→雑コン打設
といった流れになります。
こちらはベース打設途中の写真です。
長く伸びているホースかコンクリートが出て、それをならしつつ
こてで抑えていっています。
鉄筋が組んである下に四角の石が入っていますが、これはスペーサーブロックといい
鉄筋のかぶり厚さを確保するために入れるものです。
かぶり厚さとは、鉄筋を覆っているコンクリートの厚さのことです。
コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離をいいます。
鉄筋コンクリートは、コンクリートのアルカリ性によって鉄筋が錆びるのを防いでいます。
しかし、コンクリートが中性化したり、ひび割れなどから水分が入り込むと錆びてしまうため、
充分なかぶり厚さを確保しないと、設計通りの強度を得られません。
そのため、鉄筋コンクリートを使用する場所ごとにかぶり厚さは決まっているのです。
建築基準法という建築の法律で厳密に~mm以上と指定されています。
建築にはこのような基準がいろいろありますので、日々勉強でがんばって行きたいです。
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