暮らしをイメージしたゾーニングのすすめ。
2017.03.30
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
間取り図を描き始める前に、敷地内の大まかな配置を検討する
ゾーニングと言われる手順があります。
どの部屋を何階へもっていくか、各部屋へのアクセスをどうするか、
方位や隣地の状況なども考えながら、おおまかに配置して行きます。
【和室はリビングと隣接させながらも玄関から直接アクセスできるようにしたい。】とか
【ガレージと書斎は視覚的に繋げて愛車を眺めたい。】など、
実際に住まう方がご自身の生活をイメージしてゾーニングを検討されることで、
より暮らしにフィットする家づくりができると思います。
周辺の建物の影響で、陽の当たる場所、日影のできる場所が
違ってきますので、ゾーニングの段階でシミュレーションしておくと、
間取り図をおこす際に、方向性がブレなくて検討しやすいです。
(余談ですが…このシミュレーションには Sketch up という
フリーソフトがとても便利です。
隣家や自邸の日影を季節ごと時間ごとに動かすことができます。)
間取り図を作る…となると、法的な知識やスケール感覚が必要かもしれませんが、
ゾーニングの段階であれば、それほど難しく考えずに、
家族で話し合いながらメモを取るようなつもりで
ノートに描きこんでいっても楽しいと思います(^-^)
↓ 冒頭のゾーニングが間取り図になるとこんな感じです。
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