照明器具:様々な暮らしのシーンをより素敵な空間にする建築化照明
2017.04.05
スタッフブログ
こんにちは コーディネーターの河口です。
前回に引き続き、照明の話ですが、今日は、建築化照明です。
「建築化照明」…お聞きになったことはあるでしょうか?
これは、「建築自体に照明器具を隠すスペースをあらかじめ設けておき、床・壁・天井などの大きな面を照らす方法」です。
天井に埋め込むコーニス照明、
上部壁をせり出し照明を置き、天井を照らすコーブ照明、
家具上照明
カーテンの中に仕込んだり、格子などの後ろに透かしとして入れたり、梁上に入れたり、TVボードの後ろに仕込み後ろを照らしたり、バーチカル照明など様々なデザインがあります。
建築デザインと調整を図っているので少し敷居が高い印象があるかもしれませんが、様々な暮らしのシーンをより素敵な空間にすること間違いなしだと思います。
ただ注意するのは、天井や壁に造作をする必要があるという事は、
構造にかかわることがあるという事です。
つまり、間取りが決まった後から取り入れようと思っても構造に変更が加えられず時すでに遅し…と、いう事で諦めるしかない場合があるのです。
または規格が決まった家を建築する場合は、実現できない照明計画もあるようです。
弊社で建築予定の場合は、自由設計ですので対応が可能ですが、ご希望の建築化照明イメージ・デザインがあれば、是非早めにお伝えいただき、素敵な照明計画を一緒に実現しましょう。
この記事のカテゴリ