アスベスト有無の事前調査の義務化

アスベスト有無の事前調査の義務化

2022年4月1日 アスベスト(石綿)の有無の事前調査結果の報告が義務化となりました。

 アスベストとは~天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。
その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が 吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止さ れました。

その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。
石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。(厚生労働省HPより)

 

この事前調査の義務化の法律より私たちにどんな影響があるのでしょうか?

床面積が80㎡以上の解体工事、請負金額が100万円(税込)以上のリフォーム工事など行う場合

その対象の既存建物にアスベストを含む材料(耐火被覆・吹付断熱・外壁塗装など)がふくまれるかどうかを、着工前に調査しなければならなくなりました。

 この調査により、1検体あたり2.5万円~3.5万円の費用が発生し、またアスベスト含有がみつかった場合、解体時にアスベストが周囲に飛散しないように処理する費用がさらに上乗せしてかかることとなります。

 費用の他にも工期がのびることとなりますので、今後建て替えやリフォームをお考えの方は特に注意が必要な項目となります。

 

古いお家の建て替えなどご検討中の方など詳しくお聞きになりたい方は、お客様窓口にお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

この記事のカテゴリ

SNSでも情報発信しています

pinterest instagram facebook youtube

資料請求資料請求

来店相談来店相談

イベント見学会イベント
見学会

モデルハウス見学モデルハウス
見学