照明器具3:間接照明でできる素敵な空間づくり
2017.04.12
スタッフブログ
こんにちは コーディネーターの河口です。
今日は間接照明についてお話ししようと思います。
間接照明とは、必要照度には満たないですが、天井や壁に光をあてて暮らしのシーンを、より心地よい雰囲気のある空間にする照明手法のことです。ですので、前回の建築化照明もこれに含まれる部分もありますが今回は構造体が決まったあとでもできるものをご紹介します。
代表的なものはスタンドやブラケットです。
壁方向に光源を向けるブラケットは主に寝室で採用されることが多いです。またブラケットの方向を変えられるものを選び天井を照らし間接的に明るさを確保し、穏やかな空間を作ることもあります。
また、家の第一印象が玄関の雰囲気で決まるので、お客様におもてなしの気持ちをこめた玄関づくりに一役買うため下足箱や玄関框にブラケットを取り付けることもあります。
ただ、注意したいのは光が当たる側の内装材。ざらざらしたタイルはいい雰囲気になるのですが、光沢のある大理石などは照明器具が映り込むので、ちょっと残念な結果になってしまいます。また、濃い色の内装材に光をあてると光を吸収してしまい、思ったより拡散しないのでこれもまた、イメージ通りの効果が得られないことがあります。
建築化照明ほど早い段階でとはいきませんが、高さなどで雰囲気がかなり変わります。より素敵な自分だけの空間が得られる間接照明を取り入れたいと思われている方、これも早めにご相談して下さいね。
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