育てている植物が元気がない…植替えの手順 イロハモミジ編
2017.04.15
スタッフブログ
ニケンの生き物係 設計森瀬です。
お客様から 育てている植物が元気がないとご相談をいただいたので、そんな時のために植替えをご紹介したいと思います。
イロハモミジ 庭木のモミジの種が地面におち、勝手に生えてきたモミジをポットで育て≒7~8年生の苗
ポリポットから抜くと根がびっちり回っています
根をほぐすと、太根が2本のびてます
太根と長い根を切り詰め根を整理します
化粧鉢に植えつけて苔をはって完了 用土は硬質赤玉土+矢作砂を少々混ぜて使っています。鉢と樹はアルミ線でしっかり固定してあります。
植替えはこの根を整理する大事な作業で、根を思い切って切れるのは、今の時期だけです。こうして何度か植替えを繰り返し、細かな根が八方に広がる様な根を作り、浅い鉢に植えられるようになります。
同じく森瀬家産の実生(種から)モミジ
イロハモミジの他にも、ツリバナ・ナナカマド・シマトネリコの庭木が毎年花を咲かせ、実をつけ種ができます。それを秋に採取し、すぐにまくと翌年or翌々年の春に芽を出します。
お庭に樹を植えている方は樹の足元を見ると種から発芽した樹の赤ん坊がいるかもしれません。
鉢に植えて育ててみると結構楽しいと思います。
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