憧れのⅡ型キッチンの施工事例、メリットデメリット
2022.11.21
家づくり相談室スタッフブログ
Writer
河口 陸子 インテリアコーディネーター
Ⅱ型キッチンってどんなの?
Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロが別々に配置され、シンクとコンロのキャビネットがⅡ型に並列した状態のキッチンのことをいいます。
セパレート型キッチンと呼ばれることも。
海外のお家事例でもよく見る配置です。
Ⅱ型キッチンのメリット
壁付けキッチンとアイランドキッチンのいいとこどりができる
コンロを壁側に配置すると、レンジフードも壁側になりアイランド側の天井がスッキリするため照明や天井のデザインがしやすいメリットがあります。
また、アイランドキッチンだと床に油汚れが飛んでしまうのを防ぐ為コンロの前にクリアパネルを立てたりしますが、コンロが壁側であれば壁を掃除しやすいキッチンパネルにすることが出来ます。
作業動線が短い
シンクとコンロが並列しているので、斜め後ろを向けばコンロ。斜め前を向けばシンクといったように動線が短くなるのもメリットのひとつ。
作業範囲が広い
複数人で料理をするときにも便利なのがⅡ型キッチン。
作業するスペースが広いので複数で囲んで広々と作業できます。
Ⅱ型キッチンのメリットデメリット
床が汚れやすい
シンクからコンロへ食材を移動するときには、必ず床の上を食材が行き来する事になるのがⅡ型キッチン。
水滴や食材などが床に落ちやすくなるので床は汚れやすくなると思った方がいいです。汚れが目立ちにくく掃除しやすい床材を選択する方が清潔に保つのがラクになります。
Ⅱ型キッチンを採用するときの注意点
シンクとコンロは位置を少しずらして配置する
シンクとコンロを2人が同時に使用している事を想像すると分かりやすいのですが、全く前後同じ位置に配置すると人の立ち位置が重なり、背中や腕が当たってしまったりぶつかり合ってしまい危険です。
大きくずらしてしまうと、くるっと回って使うという最短動線ができなくなってしまうので、少しずらすという配置がおススメです。
Ⅱ型キッチンの施工事例
Writer
河口 陸子インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターインテリア好きが高じてこの世界に入りました。
自宅を建て、休みの日は少しずつ私好みに変化(感化)中です。
3児の母、夫の両親と2世帯住宅で暮らしています。
インテリア好きが高じてこの世界に入りました。
自宅を建て、休みの日は少しずつ私好みに変化(感化)中です。
3児の母、夫の両親と2世帯住宅で暮らしています。