「匠の技」耐久性と美しさを兼ねた歴史的建造物
2017.04.23
スタッフブログ
旅先で変わった建物を見るとつい写真を撮ってしまうのですが
その中でも神社やお寺はとても興味深いものがあります。
別に信心深い訳でもありませんが私にとっては歴史を想像する
タイムカプセルのようなものです。
一体何年前のものか分かりませんが500年前、もしかすると
1000年以上前というのもあります。名古屋にも本当は
古い神社仏閣があったと思いますが戦争で焼けてしまったり
現存しているものはわずかだと思います。
旅をしているといかにも古そうな社寺に偶然出会います。
周りは真新しい住宅などが建っていて古さがいっそう際立っているのです。
その存在感は圧巻で写真ではなかなか伝わりません。
田舎のお寺ですから歴史的価値があると思われるのですが人はだーれもいません。
しかし、またそのギャップが楽しいのです。
神社仏閣の何が好きかと言いますとまず反り上がった屋根
とそれを支えている三手先といわれる組物です。
三手先によって長く張り出された軒が今までの地震や台風に
よく持ちこたえたなと感心してしまいます。
耐久性も凄いですが美しさも素晴らしい。
それは芸術としか言いようが無いほど美しい納まりをしています。
これぞ「匠の技」というに相応しい美しさです。
作ることも凄いのですが考え出した人も凄いと思いますよね。
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