家の倒壊から命を守る、「耐震シェルター70k」
2024.01.30
社長ブログ
Writer
丹羽 八州男 代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ
こんにちは。お客様窓口兼代表の丹羽です。
今年は年始から北陸地方で大変大きな地震災害がありました。
新築の家の耐震性は随分向上していますが、(厳密に言うとまだまだの部分もありますが、そこは別の機会にお話するとして)問題なのは、既存の耐震性不足の住宅です。
いろいろな形態がありますが、とても多い事例として、
①家は古く耐震性がない。
②子育てが終わった中高年の住む家。
③中高年夫婦が住むため階段移動を避けるため 1 階をメインに使っている。
④夫婦しか住まないのに使わない部屋も多くある。
このような状況では、大きな地震が来た場合、家の倒壊により 1 階は生存空間が残りにくく住人が犠牲になりやすい状態と言えます。
しかし、このような家の倒壊を防ぐために、耐震改修を行おうとすると、使っていない部屋の部分までを含む家全体に手を入れなければならず、相当な費用が掛かります。この大きな出費を負担に感じて、
耐震診断をして耐震性がないことを認識していながらも、耐震改修を躊躇する事例も少なからずあることを感じています。
そこでひとつ提案できるのは、耐震シェルターです。これは 1 階の寝室や居間など、良く居る部屋の内側に丈夫な骨格を設置し、地震の時にもし 2 階が 1 階を押しつぶそうとしても耐えて、生存空間を残し、脱出や救助できるようにするものです。
家全体の耐震性を上げるわけではないので、家の損壊は避けられないかもしれませんが、家全体の耐震改修に比べれば遥かに安価に設置できるメリットがあります。
命を守ることを第一に考えるとこれはかなり有効だと思います。昨年も数件施工実績がありますが、どこでも扱っているものではありません。
弊社施工事例:古いお家に導入した事例。主要な生活空間2部屋に設置しました。
弊社施工事例:新築の住宅のLDK横の和室に導入した事例。
しかし私はこの耐震シェルターをこの地域に大地震が来る前にもっと広めたいと思っています。
早速先日耐震シェルターの相談がありましたし、業界団体から説明会をして欲しいといった依頼も来ていま
す。ご自身は新築をお考えの方でも、ご実家やご親族の家の耐震性が心配という方もおられると思います。是非私の説明を聞いてみてください。
ご希望の方はお客様窓口兼代表丹羽まで。
Writer
丹羽 八州男代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ
代表取締役 / 二級建築士 / 宅建士 / SE構法プロ「個性の尊重・絶対の安心・価値の創造」をモットーに、より良い家づくりに取り組んでいきます。
マイホームのコンセルジュとしてあらゆるご相談にお答えいたしますので、理想の家づくりのために納得いくまで私を活用してください。
「個性の尊重・絶対の安心・価値の創造」をモットーに、より良い家づくりに取り組んでいきます。
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