梅雨時期のカビ対策
2017.06.28
スタッフブログ
こんにちは、インテリアコーディネーターの河口です。
梅雨入してからはしばらく空梅雨でしたが、ここのところの天気予報をみると雨マークばかり。
ということで、今回はこの時期気になるカビ対策。
カビの生える3大条件としては
1、温度(20~30℃)、2水分、3栄養(石鹸カスや体の汚れなど)です。
また、気になる場所はやはりお風呂や脱衣所・洗面所、など。
カビは生えてしまうと非常に厄介なので、生えない工夫をするのが最善の策ではないかと思います。
1の温度はこの時期、しかたがないとして、2の水分を減らすには、とにかく換気です。
お風呂に限ってお話しすると弊社、標準のUBはTOTO、サザナで、表面のを乾燥させやすいという床の構造の特徴があり、翌朝には靴下でも歩くことができるほどです。
が、しかし、それは換気ができていればの話です。
以前、お引渡しをしたお施主様は、引っ越し前に風呂用の防カビ燻煙剤を使用する言っておりました。これは2か月に1回使用するだけという、簡単な防カビ剤。忙し主婦にはもってこいのモノです。
3の栄養の部分ですが、お風呂に最後入った方がお風呂掃除をして出るのが一番効果的と言われております。
でも、なかなかうまくいかないかと思いますので、せめてお風呂からあがるとき、腰ぐらいから下の壁に冷水をかけるだけでも効果があると言われています。
また、洗面・脱衣所でも洗濯機廻りや、お風呂の入口、はカビが気になる所。
洗濯機廻りは服についている汚れ(カビには栄養)がありますし、お風呂の入口はご想像通り、水分が豊富にあるのでカビが生えやすいですね。ここはやはり、換気と掃除が一番のようです。
また、よく言われるのはクローゼットや押し入れ、家具の後ろなどのカビ。
湿気がこもりやすい場所なので、壁・床・天井部分から隙間を空けて物を置くようにし、空気の流れをよくするだけでも違うようです。
あと、特に新しい家は、24時間換気を常に稼働してほしいと思います。というのは以前、点検の時結露したという話があり、よくよく聞くと、冬に24時間換気を止めてしまっていたそうです。カビは発生しておりませんでしたが、結露する→カビが生えやすくなるので、極力稼働していただくことをお勧めしてきました。
大事なお家をより過ごしやすい空間にするため、いろいろ工夫したいですね。
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