パントリーの工夫 (スッキリ~防災まで)
2017.06.29
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
間取りをご提案する前のヒアリングでご要望が多いのがパントリーです。
キッチンの近くにパントリーを設けると、食品や食器以外にもゴミ箱や使用頻度の低い調理家電・エプロンや保冷バッグ・保存食や掃除道具などを収納できて、ダイニングやキッチンが、それはそれはスッキリします。
便利なパントリーですが、扉がついていて何でもしまえるスペースはどうしても散らかりがち。
細々したものが多いので、収納棚は20センチから30センチくらいの浅めの可動棚に一列に並ぶようにするか、引き出して上から見えるようにつくり、死角を作らずラベリングを徹底するなど、しまったものを把握できる事が重要になります。
また、スペースに余裕があれば行き止まりのウォークインではなく2方向にウォークスルーできると、家事動線の短縮になるだけでなく、通る度に視界に入り、整理の動機付けにもなります。
また、隣の部屋や廊下との境をくり抜いて後ろから入れて前から出せる棚を作ると非常食のローリングストックがしやすくて、いざという時に慌てません。
せっかくスペースを割いて設けたパントリーを活用できるよう、動作やしまう物をイメージして細部までこだわりたい所です。
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