マイホームのプラン計画で見落としがちな「ゴミ箱」の位置の考え方。
2017.07.12
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの河口です。
意識としてはそれほど重要視はされていないのですが、一部屋に一つ必ず必要なもの、それはゴミ箱。
キッチンは生ごみ、不燃、プラ、紙、缶、ペットボトルなど様々な種類のゴミが出てきますので、プラン段階からゴミ箱位置はきちんと検討します。
・お住まいの地域の分別の仕方
・お施主様の生活スタイル
・キッチンの動線と収納とのバランス
を見ながら、位置を決めていくことが大切なポイントです。
が、他の部屋についてはついてそこまでみなさんあまり考えていない方が多いのでは?と感じます。
私がキッチン以外で気になるところは洗面・脱衣所。
この場所は洗濯機や洗面台の近くに小さなものが置いてあることがあります。
ただ、このスペースはコンパクトなわりに、洗濯などの作業をしたり、顔を洗ったり、動線としては比較的の多く動き、ごみも出る場所。
ですので、置き場所に工夫が必要ではないかと思います。
造作洗面を作成する場合は、カウンターの下に収めたりして、通路や洗面台の妨げにならない位置に置くように勧めたりしますが、既製品の洗面台ですと、そうはいきません。
以前、既製品の洗面台の中に後で取り付けた実例もあります。
また、今はデザイン的にも機能的にも優れているものもあります。
洗面所に限らず、毎日気持ちよく使いたいので、リビングやキッチン個室など、見える場所に置く場合、インテリアにあったものを選ぶのも一つです。
意外とプラン段階では落としがちなゴミ箱計画、毎日の生活に欠かせないものですので、使いやすい位置や機能、デザインなどなど、プランを考えるとき、検討をする項目の一つに取り入れていただければと思います。
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