パッシブデザインを体感

パッシブデザインを体感

インテリアコーディネーターの田中です。

先日、ニケンハウジングも拠点を務めている【Forward to 1985 energy life】のミーティングと総会に参加するため、岡山県まで行ってまいりました。

Forward to 1985省エネミーティング

forward to 1985についてはこちら

小さなエネルギーでゆたかに暮らせる社会を実現するため、全国からたくさんの工務店仲間が集まり、それぞれの学びや取り組みを発表し情報交換させてもらいました。

岡山県の工務店さん二社の実物件も見学させて頂いたのですが、

印象的だったのはどちらの建物もとにかく快適だった事です。

近藤建設興業さんのショーハウス(スダレ・サーモスクリーン)

 

省エネ住宅と言うと光熱費や温室効果ガスや化石燃料の枯渇についてが話題に上がりますが、光熱費はともかく化石燃料や温室効果ガスについて、日常的に意識し続けることは難しく、エネルギーを使わないためには暖冷房を使いたいと思わせない快適な空間をつくることが大切です。

息吹木の家さんご自宅 (蓄熱土間・サーモスクリーン)

パッシブデザインに取り組む工務店の社長さんのご自宅は、外部ルーバーと内側のサーモスクリーンで窓の日射遮蔽を行い、朝方まで取り込んだ冷たい空気を逃さないよう窓を閉めて、室内では扇風機を回していました。

また、地熱により安定的に冷たい床下の空気を床ガラリから取り入れる工夫もなされ、エアコンなしでも外から入るとひんやりとした空気感で快適でした。

息吹木の家さんご自宅

60人ほどの人達が入れ代わり立ち代り見学していたので、冷たい空気はその隙にだいぶ逃げてしまいましたが「もったいない、もったいない」といって窓を閉めている社長さんのさんご一家の意識の高さに脱帽でした(^-^)

さて、Forward to 1985では、家庭のエネルギー消費量を、地域の一般家庭と比較できる【アクションナビ】への登録を募っています。暑さ寒さの似ている同じ地域の同じ家族構成の平均的なエネルギー消費量の半分を達成すると【1985家族】に認定されます。簡単に登録できてとっても面白いので、皆様もぜひぜひ登録してみてください。

http://to1985.net/data/actionnavi/

ちなみに我が家は標準家庭の54%で,ギリギリ達成ならず(T . T) 

年代物の冷蔵庫を買い換えたので、今年こそは達成したいです!

 

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