床下エアコンの基礎について
2017.07.16
スタッフブログ
蝉も鳴き出し完全に夏になりましたね。
ここまで暑くなると流石にエアコンを着けたくなるものです。
空調の仕方はいろいろありますが最近普通の壁掛けエアコン1台又は2台程度で
家全体を空調する方法をよく耳にするようになりました。
元々ダクト方式の全館空調は昔からありましたが壁掛けエアコンを床下に配置し
床下もろとも空調してしまおうという発想は最近ではないでしょうか。
床下を空調するので床の断熱は基礎断熱となります。
今、建設中の現場は基礎断熱の床下エアコンと2階のエアコンの2基のみで
空調する計画です。エアコンの風が隅々まで行き渡るように通常床下エアコンはダクト式が多いですが
お施主様のお希望によりダクトレス空調とすることになりました。
ダクトを使わないということは床下は出来るだけ障害物がない状態にしないと
風が廻らないので間仕切り基礎の立ち上がりを極力なくさないといけません。
しかし基礎の立ち上がりをなくしてしまうと水平構面の剛性がとれないので立ち上がり自体を
地面に埋める必要があります。
なので一見つるっとしていますが地中の見えない部分は凸凹になっています。
おそらく基礎屋さんは大変だったと思いますがこれならエアコンの気流を乱すことなく
隅々までまんべんなく行き渡りそうです。
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