とっても使える建築系フリーソフトいろいろ(CAD編)
2017.07.20
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
私たちが普段図面を書くために使用しているCADソフトですが、実はフリーソフトを使用しています。
(スケッチアップのフリーソフトで作成した成果物の販売などの商用利用は不可、商用利用は sketch up PROを使用します。)
平面図や立面図•展開図などの2次元には【jw_cad】パースなどの3次元の場合は【Sketch up(スケッチアップ)】というソフトが、誰でも、ユーザー登録の必要もなく、無料でダウンロードできるので、ご自身で図面を書けるようになってしまう強者のお施主様も時々現れます(^-^)
【jw_cad】は、現役の建築士が開発に参加したその操作性から、建築のプロユーザーに広く普及しています。 jw_cad ウィキペディア🔍
【Sketch up】は、日当たり(または遮蔽)を検討するのになくてはならないソフトです。以前はGoogleが運営していたこともあり、Google mapの中に取り込んで隣家の日影、または自邸が隣家に落とす影の影響を、季節ごと時間ごとに確認することができる優れものです。
例えば、これから土地を探す方には向かいのマンションの日影が敷地にどのように落ちるか?など、購入前に検討できるのでオススメです。Sketch up ウィキペディア🔎
どちらもフリーソフトゆえ、ユーザーがさまざまなパーツを作成して配布しており、例えばお施主様の愛車のデータを探して配置図に落とすことができるなど便利です。とくに【sketch up】は世界各国に普及しているので、海外のユーザーが作成した膨大な量のパーツが使い放題で楽しいです。
もちろん有料のソフトもいろいろ使ってはいるのですが、一番よく使うのは【jw_cad】です。一本一本の線を自分の意思で描くので、自動で描画される賢いソフトよりも美しい設計図が描けます。設計の森瀬に至っては、工程表もイラストもNIKEN通信の原稿でもなんでも【jw_cad】で描きます。表作成もまさかの【jw_cad】だった時は『いやいや、それはさすがにExcelでしょ!』と皆にツッコミを入れられていました(笑)
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