もらい錆には注意。
2017.10.06
スタッフブログ
こんばんは。工務部の池田です。
今日はバルコニーのステンレス製の手すりが錆ていると連絡を受け、6月にお引渡しをした豊明市のお客様のもとへ業者同行のもとメンテナンスに伺って参りました。
ステンレスは強度に優れ、腐食や磨耗に対して強い特長があるので、住宅でもサッシ・ドアの部品のレールや鍵、丁番に使用されたり、当社ではバルコニーの手すりによく採用しております。
そんな腐食に強いはずのステンレスが錆ているとの報告でしたので、今までの施工例からして製作工場で微細な鉄粉が付着をし、それを出荷時に取りきれず雨水で表面が錆びてこびりついたりする現象がおき、あたかもステンレス自身が錆びているようにみえていると思いました。
施工業者が金属磨きなどを使い錆は取れましたが、同じバルコニーある物干し金物も手すり同様の現象が起きているため、製作工場での鉄粉の付着ではなく、現場周辺で何らかの理由で鉄粉が舞いそれが付着した可能性が高いことがわかりました。
この表面の錆も進行してステンレス自身に錆が生じることもありますので、気を付けなければなりません。
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