古き良き建物
2018.02.04
スタッフブログ
設計の丹羽です。
現代の家も好きなのですがそれとは真逆の家も実は好きでして
正月に静岡にあるとろろで有名なお店“丁子屋”さんに行ってきました。
お店は茅葺き屋根のいい感じの古民家で、出来てから400年以上経っているそうです。
丸子という地は旧東海道の宿場となっている場所で店内も
当時のそのままといった感じです。
職業柄つい耐震は大丈夫か?とか窓の納まり気密はどうか?なんてことは
気にするだけ野暮ってもんです。
この食事時だけはそんなことは考えずどっぷり江戸時代に
タイムスリップしてみるのが正しい楽しみ方なのです。
何が良いってまず匂いですね。古い家独特の木の匂いが日常からリセットする
には最高の素材だと思います。おそらく旅人が柱や梁などに張り紙を貼っていたり
歴史を感じる素材が満載です。今後もこのまま保存出来ると良いですね。
こうやって今も建っている事を考えると人がちゃんとメンテナンスすれば
木造でも400年ちゃんと保つ事が出来るいい例だと感じました。
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