谷尻誠さんの講演で
2018.02.15
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
先日、建築家の谷尻誠さんの講演【意識のデザイン】に行ってきました。
谷尻誠さんといえば、独創的で自由な発想を、次々と実現しているイメージですが…
今回は、『インターネットで見られる建物を紹介しても面白くないでしょ?』と、実現しなかった建築と、そのプランをつくるに至った思考のプロセスをご紹介頂きました。
自らの価値観 ⇔ 周囲の評価
周囲の評価よりも自らの価値観を大切にと…
・村に建つ学校には、敷地内に村人の生活道路を通す計画。
・ハワイの別荘建築では、誰も見たことのない大きな硝子の固まりで茶室をつくるため、まず現場に硝子をつくる炉を建てる計画。
・ダイナマイトで敷地の岩を壊し、破片を積んでつくる地産地消の建築などなど。
自由で大胆な発想の、実現しなかった楽しそうな建築達。
また、不便さ、不自由さを楽しむ。と採用した黒皮鉄の床が、冬は冷たく、夏の窓際は目玉焼きが焼けるほど熱くなる!という自邸の紹介や、
その他、よそで喋らないでね。と紹介されたマル秘?エピソードトークなど…笑いの絶えない講演でした。
BOOK AND BED TOKYO や ONOMICHI U2 など、SNSで話題になっている谷尻さん計画の場所には「行ってみたいけど、でも忙しいしな~。」と思っていたのですが、お話を聞いていて「年内には行こう!」と決意するのでした。
(webマガジン CASAより画像を拝借)
まずは近場の、【草叢BOOKS】に行きたいと思います。
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