通風と防犯について
2018.04.01
スタッフブログ
設計の丹羽です。
気温も20℃を超える日が多くなり窓を開けることも増えてきましたが
窓を開けると気になるのが防犯です。
特に1階のリビングなど南北に窓を設ける事が出来る場合
北側の窓の選択に困ります。
十分な通風を確保しようと窓を大きく開けると今度は防犯できなくなり
面格子などを付けるしかなくなります。
リビングに面格子の影が窓に映りこむとちょっと残念ですよね。
吹抜けを設けて2階で抜くことも考えられますが
どの家も吹抜けで出来る訳ではありません。
横長の横滑り出し窓などデザイン性に優れた窓もありますが
風を取込むには窓自体開口が下向きになり余り効率がよくありません。
逆に少々の雨は入ってこないので部屋の高いところに付けて
空気抜き用として使うといいですよね。
今回の物件は幅広の引き違いを2本つけてみました。
引き違い窓の良いところは風が抵抗なく入ってくるので
開ければ結構勢い良く風が入ってきます。
デメリットとしては若干気密が落ちるところでしょうか。
早くラッチを外さなくても水平近くまで開く横滑り出し窓が
発売されることを願います。
↑風の入り具合をチェックしてみました。
現地調査のときに地元の人によく吹いてくる向きを聞きまして
予測どおり十分風が入ってきますが同時に花粉も大量に入り込んできて結局締めました。
もう~くしゃみが止まりません。通風も大事なのだがこの花粉はなんとかならないのか!
花粉除去機能のついた網戸が開発されたら売れそうですな。
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