展開図という図面
2018.04.26
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
私達が作成している図面の中に「展開図」と言われるものがあります。
各部屋の壁の東西南北の4面を、1/50の縮尺で作成していて、ここには平面詳細図では表現できない高さ方向の情報を描き込むことができます。
お客様には、棚板や造作家具・窓などの位置がイメージしやすく、
私達も平面図作成の際には分からなかった問題点に展開図を描きながら気づくこともあり、
また、打合せた内容を現場監督や職人さんに伝えるのにも役立つ、
作成には時間がかかりますが、一石三鳥の図面なのです。
上の図面が完成すると画像のようになります。
造作家具などは1/50の縮尺では足りず、1/20や1/5などの図面を作り込んでいきますが、この図面を渡すとこれが出来上がるなんて、職人さんってすごいな~。といつも思います。
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