ツーリングで伊那へ。独特の進化をした蔵について

設計の丹羽です。

またいい感じの建物を見つけたのでご紹介します。

先日、ツーリングで伊那へ行って来ましたがそこで

道から見える蔵がなかなか独特な形をしているのが面白かったです。

しかもどれも同じ構造になっていて仕上げは違えど基本構造は同じ様です。

田舎に行くと蔵をよく見かけますが伊那の蔵は独特で結構意匠的にも

気を使って建てられているように思えます。

私の知っている蔵というと軒が斜めになっていて隙間がなく

壁は漆喰で覆われて分厚い扉がついているイメージです。

ところが伊那の蔵は壁と軒の間に隙間があるように見えます。

屋根が浮いているかのごとく壁と屋根が離れている。離れているように見える。

そして片方の軒が張り出してそこに中二階っぽいステージらしきものがあります。

これが基本形のようであとは自由に仕上げてある様子。

ようするにこれは企画建築物ということですね。

長く張り出した下で何をするのか分かりませんがひょっとすると雨や雪の日に

そこで作業をするのかもしれませんね。

いつかこの活用方法を誰かに聞いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

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