急勾配の坂道の土地に建つ住宅
2018.06.23
スタッフブログ
こんにちは、工務部の杁山です。
今日は,ご商談中のお客様ご購入予定地の現地調査に行ってまいりました。調査も終わって、会社への帰り道で気になった建築中現場
がありましたのでちょっと外から建築の様子を拝見させていただきました。
気になったのは宅地の全面の道路が約20%くらいありそうなとても急勾配の坂道に立つ住宅です。
だとすると、仮に間口が10mだとした場合敷地間口の高低差は2mになります。
住宅のGLは中間の1mぐらいに設定してあるようなので道路から住宅を見て左端がGL+1mで右端がGL-1mとなる計算です。簡単ですが下に絵を書いてみました。
敷地間口10mのどこからでも車の出入りが出来ると考えると道路から敷地乗り入れ勾配は奥行き5mの車庫の場合、右端の一番低い所から車庫の奥まで1mの高低差の上り勾配20%、左端は1mの下り勾配20%、中央は2~7%ぐらいの勾配の設定になります。
一般的に道路から車庫への乗り入れ勾配は車の車高や雨の水はけを考慮して2~7%程度で設定します、今日拝見した建築現場は急勾配となっていますから特に車高の低い車などの場合は、車庫入れの際車のお腹が車庫のコンクリート床に擦らないような注意が必要になります。
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