自立循環型住宅の設計の講習会に行ってきました。
2018.07.25
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こんにちは インテリアコーディネーターの河口です。
先日、国土技術政策総合研究所と建築研究所が住宅の省エネ研究に取り組んでおり、研究成果に基づき最新の情報をまとめたガイドライン『自立型循環型住宅への設計ガイドライン』が発行されたため講習に行ってきました。
自立循環型住宅って?と思われる方も多いと思います。
これは、敷地・家族形態などの条件をもとに、極力自然エネルギーを活用し、居住性や利便性を向上させつつ居住時エネルギー消費量を2010年ごろの標準的な住宅を比較して、半減することが可能な住宅です。
平成25年に省エネ基準がみなおされ、新たな評価基準が見直されたため、2020年にはすべての新築建物に対しその基準への適合を義務することを目標に準備が進められています。
ただ、省エネに特化しているかというとそうではなく、住まい手が『心地よい』と感じられる環境づくりも忘れてはならないとのこと。
それは納得です。
省エネを推奨するが故、住み手が希望することとずれ、ストレスになっては意味がないと私も思います。
小さな変化で省エネになる内容や、目からウロコの内容もあり、講習会終了後には、頭から煙が出ているのでは?と思うぐらい、とても勉強になりました。
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