自立循環型住宅研究会のフォーラムに参加してきました。
2018.11.12
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インテリアコーディネーターの田中です。
先週、自立循環型住宅研究会フォーラムの目玉企画、「自立研アワード」に、OBのお施主様と参加してきました。
この自立研アワードでは、様々な工務店、設計事務所による実物件を基にした設計内容・設計時省エネ評価・ 室内温湿度の変化・実際のエネルギー消費量などが発表されるのですが、工務店でも設計事務所でもない、弊社のOBのお施主様が登壇されました。
医師であるお施主様は、居間が寒いと(ヒートショックの危険性の高い)高い温度で入浴をしてしまう割合が増えるというオッズ比を示されたり、男性と女性の体感温度の違いを体の部位ごとに示したグラフを紹介され、そしてご自宅の計画では、家族の代謝や部屋ごとの活動量の違いを設定し、それぞれの快適性(不満足率)を数値化して室温シュミレーションの結果と照らし合わせたりと、ハイレベルすぎる発表をされ、参加者の方を驚かせていました。
すごいデータ量を分かりやすくグラフや表にまとめられ、ときどきユーモアを交えながらの発表で、とてもおもしろく拝聴致しました。
私はインテリアコーディネーターとしてお施主様と関わりましたが、この発表を聞きながら設計の計画段階から参加したかった!と設計担当を羨ましく思うのでした。
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