構造見学会で見るポイントって? 木造で叶う スケルトン&インフィル
2019.01.21
スタッフブログ
本日うちの娘の小学校から、午後から「学級閉鎖」との通達を受けてしまい、大慌てでスケジュール調整をしている藤原です。
コーディネーター河口の地域の小学校も学級閉鎖になっているそうで、インフルエンザが猛威を振るっているようですね( ;∀;)
皆様、お体にはお気をつけてお過ごしくださいね。
さて、昨日は半年ぶりのse構法見学会でした。
沢山の方にお越しいただけたようです。ありがとうございました。
時間帯によっては寿司詰め状態なタイミングもあったそうで、、。
弊社の強みでもある構造体。
これからはもう少しコンスタントに構造見学会も開催しないと、、、と思いました。(;^_^
se構法の構造の優位性は、耐震性の強さや構造計算での信頼度などが注目されがちですが、私が特筆したいのは準ラーメン構造のスケルトン&インフィルについてです。
中古マンションなどで流行っている壁や柱を取っ払って、間取りを大空間変えるフルリノベーションですが、
中古の木造住宅を購入しても、実はそのような大きなフルリノベーションはできません。
なぜなら、木造は柱や壁で家を支えているので、取ってはいけない壁や柱が、鉄骨やRCなどのマンションのスケルトン&インフィルの構造に比べて多くあるからです。
↑大府市y様邸
例えば、se構法の事例では、写真のように、お子様が小さなころは体育館のような大空間で活用→そして、大きくなったら壁を設けて2部屋に。
構造に無理なく、在来工法に比べ耐力壁が圧倒的に少なく済むので、壁の位置もさほど気にせずに取ったり外したりが可能です。
図の間取りのように、子供達が巣立ったら、リビングをもっと大きくし、部屋数を減らすこともできます。
この自由度は、一世代に留まるメリットではありません。
将来、家族構成が変わった時、子供に家を引き継ぐときの大規模リフォームへの大きな可能性も意味します。
長期優良住宅でしっかりと長持ちする家を建て、いざ子や孫に家を引き継ぐときにフルリノベーションしようと思ったら、想像していたよりも間取が自由に変えられず、結局家を建てかえることになった…そんなもったいない事態にならないようにしたいものです。
もちろん、子供部屋の壁を後から取ったり付けたりするだけのリフォームなら、あらかじめそのように設計しておけばse構法じゃなくてもできます。
ですが、耐震が確保できるめいっぱいのギリギリな大空間で、これ以上は壁を動かせない!という間取りではなく、余力を持って自由に大空間を作ることができ、将来的な資産価値を守ることが出来るのもSE構法の大きなメリットです。
構造を見学する際は、その会社の断熱や構造を見る事や施工管理技術などの品質を確認するだけではなく、メリットデメリットを深く知り、構造についてもより詳しい知識を見学会で得ながら比較検討していただくことをお勧めします(^^♪
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