ドアチェックの調整
2019.02.24
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
さて、玄関ドアなどの開き戸についている「ドアチェック」
ドアの閉まるスピードを調整したり、一定の角度で開けたままストップできる便利な部材ですが、繰り返しの使用や気温の変化によりスピードが早過ぎたり遅過ぎることがよくあります。
先日も美容院に行った際、ドアを開け閉めするたびに、大変勢いよく動いて「ガチャン!」と大きな音がしていました。
このドアチェック、いろいろなメーカーから出ていますが、スピードの調整はだいたい同じような方法です。
画像のドアチェックの場合、左側面(吊り元側)にシールが貼ってありまして、よく見ると調整方法が書いてあります。プラスのドライバーが一本あれば簡単に調整できます。シールが貼られていないドアチェックもありますが、似たような機構の物が多いです。
第1速度と第2速度、ラッチングとありますが・・・
①第1速度:ドアが全開から≒30度くらいまで閉まる軌道範囲
②第2速度:30度くらいから閉まるまでの軌道範囲。
第1速度が遅過ぎるとまどろっこしいので、①第1速度は少し早め。②第2速度はすこしゆっくりめ。に調整することが一般的です。
ラッチングは第2速度の勢いで閉まりにくい場合など、最後の最後に少し勢いを付けてラッチが「カチャっ」とかかる為に調整するものですが、これはめったに触ることはありません。
家のドアチェックが利かず「ガチャン!」となっている方はここを調整してみて下さい(*^^*)
また、リョービさんのwebサイトに、詳しい調整方法が載っていましたので、よろしければご参考になさって下さい。
ただし!!年代物のドアチェックですと、オイル漏れしていて調整が利かない場合もございます。
その場合、変に触ると却って動きがおかしくなることもありますのでご注意下さい。
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