シロアリのお話し
2019.02.21
家づくり相談室
ここ愛知県近隣には主にヤマトシロアリとイエシロアリという2種類のシロアリが生息しています。
最近ではアメリカ乾材シロアリという乾燥材でも自分で水を運んで食べてしまうたちの悪い種類も国外から入ってきていますが、愛知近辺ではまだ少ないようです。
*ヤマトシロアリ
2万~3万の比較的個規模の集団で、湿った木材や地中に生息しています。建物の被害は主に 土台や柱の下部、1Fの水回りが多く被害の進行速度はゆっくりです。
2万~3万の比較的個規模の集団で、湿った木材や地中に生息しています。建物の被害は主に 土台や柱の下部、1Fの水回りが多く被害の進行速度はゆっくりです。
*イエシロアリ
いくつかの巣をつなぎコロニーを形成し、100万程の大きな集団をつくり、乾燥にはよわいのですが、水をはこぶことができるので2Fの天井裏にまで被害がたっすることもあり、被害の進行速度は速くひどいときは建物を倒壊の危険にさらすことさえあります。
いくつかの巣をつなぎコロニーを形成し、100万程の大きな集団をつくり、乾燥にはよわいのですが、水をはこぶことができるので2Fの天井裏にまで被害がたっすることもあり、被害の進行速度は速くひどいときは建物を倒壊の危険にさらすことさえあります。
寒さに弱く、北海道や東北の北部には生息しておらず、太平洋側の温暖な地域に多く生息しています。
シロアリは特別な場所に生息しているわけではなく、土や木があればどこにでも生息している生き物です。
現在の住宅はほとんどが土台や柱の下部は防蟻処理されているとは思いますが、一般的なものは効果が5年できれるので、築5年の時点で薬剤散布の再施工が必要です
なかにはホウ酸系の薬剤で、施工後水にぬれなければ半永久的に効果が持続するものもあり、対人毒性も低く需要がふえているようです。
ただし、コストが高いのが弱点です。
大切なのは家の中に侵入させないこと。
建築屋さんかシロアリやさんに5年に一度は点検してもらい大切な家を食べられてしまわないようにご注意ください。
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ニケンハウジング株式会社(耐震構法SE構法 重量木骨の家)
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