「地震大国日本に安全な木造を」 M6以上の地震だけでも、わずか17年の間に約50回発生しています。
2019.03.11
スタッフブログ
今日は3月11日。
忘れもしない、東日本大震災のあった日です。
ここ東海地区でも揺れを感じるほどの大きな地震でしたが、それを圧倒する津波の被害は、テレビで見ていただけの私の記憶に今も鮮明に残っています。
そこで、今日は耐震構法とニケンの理念のお話をしたいなと思います。
「個性の尊重」「確かな安心」「価値の創造」が弊社の企業理念です。
先代社長の丹羽猛が、阪神大震災の被災地に訪れた際に掲げたのが「生命と財産を守る家を作る」という事でした。
そこからSTABLEHOUSE(堅牢な家)という、SE構法を標準採用した家づくりを引き継ぎ現在に致ります。
東日本大震災でも倒壊ゼロ
SE構法が生まれた大きなきっかけは「阪神淡路大震災」です。あの時にとても多くの木造住宅が壊れたしまった現状を検証し、「大地震でも絶対に壊れない木造住宅を日本中に広めたい」という理念で「SE構法」は開発されたのです。
その後日本で発生した「中越地震」や「東日本大震災」「熊本地震」において、「SE構法」で建てられた住宅はどの地震においても1棟も壊れませんでした。これは、本来の理念が実証されたものだと確信しています。
https://www.ncn-se.co.jp/se/se_summary/
デザインや快適性においては比較的、住まい手の価値観や考え方、予算や暮らし方次第で「そこそこ」がその住まい手にとって「必要充分」ということもあると思います。
ですが、ニケンハウジングでは、「耐震性」においては「そこそこでいい」という考えはあってはならないと思っています。
基本的に住み手の望みをカタチにするのがニケンハウジングですが、
実際に、耐震についての重要性において私どもの考えに共感いただけなかったお客様からの建築請負をお断りしたケースも過去にあります。
現在も在来工法を請け負う場合でも耐震等級3を基本的に確保した設計を行っています。
耐震構法SE構法は他の木造と何が違うのか?よくあるご質問まとめ
あなたが今検討しているお家は、どんな工法ですか?
その工法はどのような物なのか、他と比べてどんな違いがあるか、よく理解できていますか?
「多分、、、○○装置がついているし、多分、今どきの家だし、国の基準は押さえてるし、これでみんな建ててるんだから大丈夫だろう。」はありませんか?
家の構造についてはきちんと理解し、納得したうえで選ばれることをお勧めします。
そうして壊れない家を建てたら、忘れてはいけないのが、家具の固定です。背の高い家具家電は特に倒れないようにしましょう。
建てた後から家具を固定しようと思ったら、壁の下地が無いところで壁に穴をあけての固定ができなかった!という事もないように設計段階から考慮できるといいですね。
「大地震でも絶対に壊れない木造住宅を日本中に広めたい」
「日本の家を100%耐震に」という活動の実行委員にも参加し、日本に耐震の家を一棟でも多く普及することが弊社のポリシーであり、ミッションです。
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