SE構法登録施工店勉強会ー省エネ実態調査ー
2019.11.13
スタッフブログ
前回の続き、SE構法登録施工店勉強会にて。
省エネ実態調査のについての講演がありました。
SE構法の施工店の省エネ性能のレベルを把握するため、
1工務店につき、過去1年間の実案件1件、
全国111物件を調査。
結果が以下の通りでした。
①UA値(外皮断熱性能)…値が小さいほど熱が逃げにくい
平均:0.58 最小値:0.30
②ηAC値(夏季日射熱遮蔽)…値が小さいほど夏の日射熱の遮蔽効果が大きい。
平均:1.6 最小値:0.9
③ηAH値(冬季日射熱取得)…値が大きいほど冬の日射熱を多く取得している。
平均:2.0 最大値:3.8
④BEI値(基準値に対するエネルギー消費比率)…外皮性能に冷暖房設備を加える。
平均:0.77 ⇔ 大手戸建事業者の平均:0.75
大切なのは、どれか一つがベストではなく、これらの要素のバランスです。
省エネについて検討する際は、これらの要素のバランスと、
仕様や設備とコストのバランスも考えてみてください。
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