植栽のちからと、やりがちな失敗
2020.04.14
スタッフブログ
インテリアコーディネーターの田中です。
居心地の良い空間をつくるにあたり、植物の持つちからを取り入れる方が多いです。
初夏の若葉、秋の紅葉、花の匂い、旬の果実など、四季を感じさせてくれる植物ですが、リラクゼーション効果があるだけでなく、住まいの環境改善に貢献してくれます。
植栽の機能は、
■日差しを遮る。
■強風を弱める。
■敷地の境界を示す。
■目隠しをする。
■延焼を防ぐ。
■排ガスを防ぐ。
■照り返しを防ぐ。
■建物の外観が栄える。
■借景とのつなぎ。
など、様々です。
水はけや日当たりなどの生育環境に加えて、建物からの距離や、風の向き、道路との位置関係等を考慮し、さらに、葉の茂り方や、常緑樹や落葉樹など、植物の特徴を生かして適所に配置することで、住まいはもっと居心地の良い空間になります。
この地方では、稲沢市が植木のまちとして有名で、市価より安く買い求め、ご自分で植えられるお施主様もいらっしゃいます。
植え替え時期は、多種多様ですが、台風シーズンが終わるころから、植え替えに適する植物は増えていきます。
ちなみに造園家の方に聞いたやりがちな失敗例は…
×風通しが悪くて蒸される。
×軒の下などに植えてしまい葉っぱに雨がかからない。
の2点で、『風通しはとても大切、また、地面にだけ水がかかれば良いわけではない。葉にも雨がかかるように計画することも大切。』とのことです。
一度植えてしまうと手入れが必要ですが、植物のお世話がお好きな方、苦にならない方には、エクステリア部材に比べてコストも抑えられておすすめです♪
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