植栽のちからと、やりがちな失敗

植栽のちからと、やりがちな失敗

インテリアコーディネーターの田中です。

居心地の良い空間をつくるにあたり、植物の持つちからを取り入れる方が多いです。

初夏の若葉、秋の紅葉、花の匂い、旬の果実など、四季を感じさせてくれる植物ですが、リラクゼーション効果があるだけでなく、住まいの環境改善に貢献してくれます。

植栽の機能は、

■日差しを遮る。

■強風を弱める。

■敷地の境界を示す。

■目隠しをする。

■延焼を防ぐ。

■排ガスを防ぐ。

■照り返しを防ぐ。

■建物の外観が栄える。

■借景とのつなぎ。

など、様々です。

 

水はけや日当たりなどの生育環境に加えて、建物からの距離や、風の向き、道路との位置関係等を考慮し、さらに、葉の茂り方や、常緑樹や落葉樹など、植物の特徴を生かして適所に配置することで、住まいはもっと居心地の良い空間になります。

 

この地方では、稲沢市が植木のまちとして有名で、市価より安く買い求め、ご自分で植えられるお施主様もいらっしゃいます。

植え替え時期は、多種多様ですが、台風シーズンが終わるころから、植え替えに適する植物は増えていきます。

ちなみに造園家の方に聞いたやりがちな失敗例は…

×風通しが悪くて蒸される。

×軒の下などに植えてしまい葉っぱに雨がかからない。

の2点で、『風通しはとても大切、また、地面にだけ水がかかれば良いわけではない。葉にも雨がかかるように計画することも大切。』とのことです。

 

一度植えてしまうと手入れが必要ですが、植物のお世話がお好きな方、苦にならない方には、エクステリア部材に比べてコストも抑えられておすすめです♪

 

before

after 出典 かえで事務所さん♪

 

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