集成材って安全なの?
2020.07.03
家づくり相談室
無垢材は自然素材の良さが有る半面、強度にばらつきがあり、反りや割れ等の問題があり、精度が低いのが欠点でした。
同じ天然木を使いながらもその欠点を克服したのが構造用集成材です。
平均強度が高く、品質が安定している非常に優れた構造材と言え、構造計算を正確に行うことができるのも特徴です。
弊社では、強度テストや含水率試験を行い、基準を満たした素材だけを厳選して製造されているJAS構造集成材を使用しています。
同じ樹種で比較した場合、構造用集成材の強度は無垢材の約1.6倍あります。集成材は製造過程で木材を貼り合わせますが、その際使用する接着材料にもシックハウスの原因とされるホルムアルデヒドは含まれていません。また過酷なテストもクリアし十分な耐久性も証明されています。(実際に100年以上使われ続けている集成材建築物があります。)
最近では、強く耐久性に優れるため大型木造建築物の構造材に使われることが増えています。
集成材は安全性・信頼性を高めた最先端の『木』なのです。
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