新しい価値観と住まい
2020.07.10
家づくり相談室
こんにちは。代表の丹羽です。
現在コロナ問題が様々な形で世の中に影響を与えていますが、先日TVを見ていると『一帖書斎』なるものが特集されていました。
コロナ問題でテレワークが一般化し、家に仕事をするスペースが必要となったため、集中して仕事をするための小さな個室スペースを押入れの中などを加工して上手にリフォームしたものからリビングの一部に段ボールで小部屋を作るものまで多彩です。
以前は書斎といえば憧れの贅沢なスペースと捉える人も多かったと思います。
それがこの半年で多くの人が生活する上での必要なスペースになり、意味が大きく変わってしまいました。
こんなに短期間でこれほど世の中が変わったのは初めてのことかもしれません。
働き方から余暇の暮らし方まで、引いては人々の価値観まで再構築されるような変化を感じます。
世界が変わって人々の生活スタイルが変われば、当然家の建て方にも影響を与えます。
「家は建った時が100%じゃない。生活環境に応じて可変できる余地をあえて残す。」
と言っていたある建築士の言葉が思い出されます。
生命と財産を守るという根本は不変(普遍)ですが、暮らし方に合わせた拡張性や可変性はこれからの家により求められる部分だと最近改めて感じています。
今までSE構法によるスケルトン・インフィル住宅を数多く関わらせていただいてきましたので、家の可変性についてはいろいろとお話しできます。
詳しくは丹羽まで遠慮なく質問して下さい。
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